ダイアログ・イン・ザ・ダーク

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こんにちは、つっきーです。


先日、まったく何も見えない暗闇を体験できるイベント、
ダイアログ・イン・ザ・ダークに行ってきました。


日常生活のさまざまな内容を真っ暗な空間で、
聴覚や触覚など視覚以外の感覚を使って体験する。
というコンセプトのアクティビティです。

普段は体験することができない非日常の経験です。




全く光の無い世界。
目を開けていても何も見えない空間。

本当に何もかもが見えない目が使えなくなった時に、
どういう感覚になるのかを体験する初めての経験でした。



実際に光が完全に遮断された空間に入ってみて、
いかに普段自分が目に頼って生きていたのかがよくわかりましたね。

目を開けていても何も見えない光が無い空間に入ってみて、
光の無い空間に入って光や太陽への感謝の気持ちがよくよくわかりました。

水の中に潜って空気のありがたみがわかるのと同じ感覚です。



完全な暗闇の中では、
どこに何があるのかも手を伸ばして触ってみるまでわからないですし、
どのくらいの距離にあるのかも距離感すら想像できなくなります。

暗闇の中ではただ歩くだけでも先に何があるのかが全くわからないので、
慎重になりましたし、見えないことによる恐怖感もありましたからね。



ワークの中には公園にあるような
1、2mほどの小さな橋を渡たるというのもあったのですが、
これも見えないので全体像がわからずものすごく怖かったです。

見えていれば何ともないような物なのですが、
橋の幅もわからず、どういう形なのかもわからない。

長さもわからないためどこまで進めばいいのかもわからないので、
大の大人がみんな怖がってしまうほどです。


僕も手探りで先がどうなっているのかを、
確かめながらすり足で少しずつ慎重に進みましたし、
人によっては膝をついて触って確かめて渡ったと言っていました。




他にもボールを転がしてキャッチボールをするワークがあったのですが、
こちらも明るいところでは何も楽しくないものです。

3歳ぐらいの子にボールを転がして、
「わー〇〇くんよく取れました。パチパチパチ」
とやるような遊びです。笑

これを大人8人でやったのですが、
暗闇ではめちゃくちゃ楽しかったです。


全く見えないので誰がどこにいるかもわからないですし、
ボールも見えないので声だけを便りに勘で転がさなければいけないため、
転がしたボールが投げた人に届くだけで「やった!」と思えるのです。

実際に体験してみなければわからないでしょうが、
ボールが届いた時は心が通じたかのような何とも言えないうれしさを感じました。





実際に経験しないとあの感覚はわかりません。


ただ単に光が無いというだけなのですが、
それだけでも日常の世界が全くの別物のように感じられましたからね。

人のことを声でしかわからなかったり、
触ってみてそこに何があるのか初めてわかるというのはもちろん、
時間の感覚まで普段とは違って感じられました。


暗闇の中には1時間半ほどいたのですが、
感覚としてはあっという間で30分も経ってなくないかと思えました。

中から出て時計を見てもうこんな時間だったんだとびっくりしたほどです。





こうして文章として僕が体験した感覚を伝えようとしているわけですが、
どうしても僕の主観になってしまいますし、
僕が感じた物を100%伝え切ることは不可能です。

ぜひ一度行ってみてください。
としか言えないです。




やっぱり経験は何にも変えられない特別なものです。


ビジネスでも、
知っているのと実際にやったことがあるのは違う。
と言われることがよくあります。

知識として知っているだけではダメ。
学んだことは行動に移して初めて意味のあるものになると。
よく成功本にも書いてありますしね。



本を読んだときや話を聞いた時に、
聞いたことがあるからもう知ってる。これは別の本で読んだことがある。
と思うことは僕もあります。

ただ、知識として知っているのは、
本当の意味で知っているというのは違います。


学んだ知識を実際に行動に移して初めて理解できるものです。
どうしても体験してみなければわからない部分はあります。

いわゆる暗黙知と呼ばれる、
言葉として表現できない感覚の部分です。


職人やプロのスポーツ選手が、
自分がやっていることを人に伝えられないってやつです。

教える時に、背中を見て学べ、肌で感じろと言われるものです。




有名なのは、名選手必ずしも名監督ならずの長嶋監督ですね。
野球でボールの打ち方を指導する時もこうです。

長嶋「ビュッと飛んできたらサッと当てますね。
そしたらドーンといきます。わかりましたか!?」

長嶋「バットのスイングするときの音がね。
ブーンじゃなくてビュッだ。ビュッって振ってごらん。」


「いやいや、わかるわけないだろ!」
と、なりますよね。苦笑


これは相当ひどい例なのですが、
どんなに丁寧に詳しくわかりやすく説明しても、
どうしても感覚を全部伝えることはできません。



実際に体験してみて初めてわかることは多いです。


例えば写真を見てそれを人に伝えるにしても、
言葉だけで伝えるのはどんなに頑張っても無理ですよね。

背景に静かな?の海があって、右上に太陽が小さくあって、
赤いワンピースを着た女の人と青いジャケットと白いズボンを履いた男の人が・・・

と一つ一つ説明するの大変ですし、
聞く側もどれだけ説明してもらっても漠然としかイメージできないものです。


でも、一目写真を見せれば、
「ああ、これを伝えようとしていたのね」
とかんたんに伝わるものです。

しかも、言葉からイメージするのと違ってハッキリとわかります。



「ビジネスで成功するためには行動が大事!」
と飽きるほどいろいろな本や人が言っていますが、

これは行動して自分で経験しなければ、
本当の意味で何かを知ることができないからです。



本を読んだり教材を見たりして知識を取り入れて、
何となくわかった気になりますが、これはあくまで知識でしかありません。
どうしても漠然とした理解になってしまいます。

本当の意味で理解するためには、
実際にやってみて経験してみなければいけません。
身体で体験しなければ腑に落ちないものです。



本を読んだり教材を見たりして学ぶいわゆる座学も大切ですが、
頭で学ぶインプットだけでなく、行動によるアウトプットはもっと大切です。

結果が出ていない人は頭で理解して満足しがちです。


学んだことを行動に取り入れて、
経験として学んでいくことが結果を出すためには何より大切ですし、
より深く学ぶことにも繋がります。

知識だけで知った気にならずに、
どんどんいろんなことを経験していくべきです。

アウトプットすることで成長のスピードも早くなります。


何ごとも行動ありきでやっていき、
自分の中の経験を増やし視野を広げていきましょう。